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今回は現代の犬とは切り離せないお留守番関連のお話です。
犬はお留守番開始30分が一番不安
犬にとって一番不安な時間はかいぬしさんが出て行った後の30分間と言われています。
たくさん吠えてしまったり、家具などの破壊行動もお留守番開始10〜20分以内に起こる事が多く、その不安な時間をおもちゃに集中できる楽しい時間に変えられたらいいですよね。
壊れにくくて犬が頭を使って夢中になれる、おやつを入れられるおもちゃがおすすめです。
お留守番の最初におもちゃで頑張ったら、その後疲れての入眠率も高くなるでしょう。
お留守番におすすめは知育玩具のコング!
おすすめはなんと言ってもコングです!!
- 天然ゴム100%で安全性が高い
- 壊れにくい
- サイズが豊富
- おやつを詰める難易度を変えられる
- 凍らせても大丈夫
コングにおやつを詰めて与えることで、お留守番の最初の30分をコングに集中して過してもらえます。
おやつを詰めて使おう〜凍らせコングも!
▲これはビスケットを詰めた上からかぼちゃペーストを詰めたものです。(手帳につけている記録をみたらこの日はバナナペーストでした;;)
コングは取り出し口のフチにおやつが引っかかる構造になっているため、ビスケット系だと引っかかって長時間集中できますし、ペーストなら舌をうまく使わないと全部舐め取れません。
犬が頭を使っておやつを取り出す事に夢中になるので、退屈によるストレスの解消・自己解決能力の向上・狩猟本能を満たしてQOLの向上に役立ちます。
いきなりお留守番の本番で使わずに、事前に練習しましょう。
犬がどの様にコングで遊ぶか観察する事で、おやつ詰めのヒントにもなります。
まずは簡単におやつが取り出せる詰め方から始めて、難易度を上げていくといいです。
コングは選び方が大事
コングにはXSからXLまであり、その中でさらにパピー(パステル)・アダルト(赤)・硬いアダルト(黒)・シニア(紫)と種類が分かれています。
出典:コング日本公式 より
誤飲防止のために、口の中にすっぽりと入ってしまわない、少し大きめのサイズを選びましょう。
おきあがりこぼしタイプの「コング ワブラー」もありますが、ノーマルタイプのコングよりも薄いのか上部が食い破られる報告が多いです。
お留守番にはノーマルタイプのコングがおすすめ!
お留守番に危険かもしれないおもちゃ4選
犬がひとりぼっちの時に与えっぱなしにしておくと誤飲したり思わぬ事故を招く可能性のあるおもちゃもありますので注意していきましょう。
特にパワーが有り余っていてなんでも口にいれてしまう若年層の犬では危険度が上がりますし、いつもは誤飲しない落ち着いた犬でも雷などの物音に驚いた時はどうなるかわかりません。
お留守番の時は与えない・犬の届かないところに片付けてから出かける事をおすすめします。
ボール
犬の口にすっぽり入る大きさのボールは誤飲の危険性が高く、ラブやグレートデーンのお腹の中から数個のボールが出てきたなんて話も聞きます。
犬が大好きなボールといえばテニスボールですが、外側の柔らかい黄色い部分をむしって食べてしまう場合があります。
大きなサイズでも犬の歯で破いてしまえる様なものは(ほとんどのボールがそうですが)避けた方が良いでしょう。
ロープ
デンタルコットンやひっぱりっこロープと呼ばれる、コットン素材などのロープが編み込んであるおもちゃです。
全部編み込んであるタイプ・細めのタイプ・ボールなどがついているタイプ・両端がフサフサになっているタイプなどがあり、どれも誤飲しやすいですが、特にフサフサタイプの方はむしってしまい誤飲しやすいと思います。
うちの楓(バーニーズ)はフサフサをむしって食べそうになったため、監視できない時は与えていません。
ぬいぐるみ
ぬいぐるみはふわふわして顔もついており犬の狩猟本能を刺激する上に、大変もろく、すぐにズタボロにされてしまいます。
また犬が食べそうなところがたくさんありすぎてとても危険です。
外側のフワフワした生地・目や鼻などのパーツ・中身の綿など誤飲し放題なので、犬に与えない事はもちろん、別室にしまってから出かけましょう。
固すぎるもの
犬用ガム・ひづめ・ヒマチー・鹿角などの執着が強くて固すぎるものは噛み方によっては歯が欠けてしまう事があります。
基本的にかいぬしさんの監視下で与え、全力で噛みすぎていないかよく観察しましょう。
小さくなったものを丸呑みしてしまう危険性もあるので、監視できない時は与えない方が良いです。
▲監視下で与えるならおすすめの噛みおもちゃレビューはこちら
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お留守番おもちゃのまとめ
- 犬の口より大きいサイズのコング
- ボール
- ロープ
- ぬいぐるみ
- ガム、ヒマチー、ひづめ、鹿ツノなど固すぎるもの
超小型犬でボールやぬいぐるみを破壊しない子や、超大型犬ではもはや口が大きすぎてコングすら危ない子もいるので、すべての犬に当てはまるわけではありませんが、目安にはなるかなと思います。
お留守番の時間や環境の整え方はこちらの記事をどうぞ▼
ちなみに
我が家の場合は…
3歳の現在は犬用ビスケットを一つあげて「お留守番お願いね、○時間くらいで帰ってくるよ」と声をかけるだけですが、2歳くらいまではおやつ入りのコングを与えていました。
若い子頃はそれなりにお留守番が苦手だったので、短時間からスタートして徐々に時間を伸ばしつつ、並行してコングには本当にお世話になりました。
今は出かける準備をしたり「お留守番してくれる?」と言うと、ササッとケージに入ってビスケットが来るのを待つ様になりました。
食べる物食べたらケージで寝て過ごしているみたいです。
防犯上の心配を減らすため、お金に余裕が出たら見守りカメラも欲しいんだよな〜!
有名なファーボのやつ!欲しい!これ!▶︎2016年度グッドデザイン賞受賞【Furboドッグカメラ】
スマホから遠隔でおやつ投げたりしたい!私がファーボ買える様に応援してください(笑)
一番大事はかいぬしが絶対戻ってくるという安心感
ここまでお留守番にコングがおすすめと書いてきましたが、それはあくまでも「お留守番にコングが使える子」「コングを貰ったら平気な子」の話でした。
こんな子たちには注意が必要
- コングを貰っても泣きながら追いかけてくる子
- コングも食べたいけどかいぬしも追いかけたいという葛藤が出る子
- 早く食べてかいぬしを追いかけなくちゃ!と早食いする子
こういう子たちには、はいコングだよこれでお留守番できるよね!というのは酷ですね…
一番大切なのはかいぬしは絶対に戻ってくるよと思える安心感です。
昔から言われている「犬が鳴いても無視して出かけましょう」はNGです。
現在は声をかけて撫でてから出かける方が、犬が落ち着いていられたという研究結果が出ています。
出かける前に優しく声かけ、撫でてから出かける
お留守番の練習をスモールステップで短時間から始める
安心で安全で信頼できる、罰を使わないかいぬしでいよう
それでは、よい犬暮らしを!