いつもご観覧いただきありがとうございます。楓の時も同じトイレトレーニングをしましたが、ブログに書いてなかったのでここでまとめようと思います。
敷き詰め大作戦トイレトレーニングをします
犬は足の裏の感触、匂い、叱られない脅威を感じないこと、居住スペースから遠い快適さ、この場所ですると良い事があった等、 多分いろいろあってトイレの場所を覚えてくれます。
ということで、昔から言われているトイレの失敗を叱るという方法はやりません。
トイレトレーニングでやらない事
- 失敗したら鼻を押し付けてしかる
- 失敗しそうになったらアア!(怒)など大声を出して止める
- ソワソワするまでケージに入れておいてソワソワしてからトイレに連れて行く
- 成功したら思いっきりわしゃわしゃ褒める
上2つは今やっている方はそんなにいないんじゃないかな
叱られたり大声を出されて「脅威や危機感や不安」と排泄が結びついてしまうと、排泄を我慢する様になってしまったりかいぬしさんを避けて隠れて排泄する必要が出てきてしまい、結果病気になったりと生涯に渡って苦労させてしまう事になる可能性があります。
私は今まで3頭の子犬を見てきましたが、(もちろんその子によるのですが)家に来たばかりの8週齢くらいの子犬って、ノーモーションで排泄することが多いです。
また膀胱にそんなに溜めておけないので、催したらすぐ出ます。
遊んでいる途中にハッと思い出したかの様に出ることもありますよ!
なのでソワソワしだしたらトイレに連れて行くでは間に合わない事があります。ソワソワ床の匂いを嗅いで場所を探す様になるのはもう少し、数日〜何週か成長してからだと思うんですよね。
ただ、催したら部屋の隅に移動してソワソワしだす子犬の動画も見た事があるので個体差によるところが大きいのかもしれませんけども(小型犬に多い気がする)
連れ帰ってきた子がどのタイプなのか最初はわからないので、ケージに入れておいて催した時にトイレに連れて行くよりも、トイレシートを敷き詰めてどこでしても確実にトイレシートを覚えられる様にした方が楽なのかなと思います。
成功したら思いっきり褒めるというのは、やり方によっては大興奮して噛み噛みに発展しちゃったり、犬がわしゃわしゃ撫でられるのを求めていなくてリワードにならない可能性があるので行いません。
トイレトレーニングでやる事
- トイレシートを部屋中に敷き詰めてどこでしてもOK!トイレシートの感触を足の裏で覚えてもらう
- そこじゃない場所にしたら騒がず速やかに片付ける
- 成功したら「Yes!」「Good!」など声かけて食べ物をあげる
- 時期を見て徐々に敷き詰めたトイレシートを減らして行く
違うところでしても「ふ〜んなるほどね」「そこでする時もあるのね」と情報収集するくらいでさっさと片付けます
初日〜数日は敷き詰めたトイレシートどこでしてもOK!
その段階で尿のついたトイレシートを回収し、徐々に最終的にトイレにしてほしい場所の端っこに敷きます。で、その場所やそこに近い場所でしだしたら食べ物のリワードを差し上げます。
お迎え時にトイレシートを持参し、車の中に敷いたりして途中で尿付きトイレシートを回収できても良いと思います
また移動中にしない場合は我慢してくれているので、家に着いたらまず最終的にトイレにしたい場所に下ろしてしばらく一緒にそこにいて排泄してもらうのも良いですね
成功した時に「Yes!」と声をかけて食べ物をあげたいので、あっトイレに行ったなと思ったらそっと見守り、排泄をして腰を上げる瞬間くらいに声をかけて最初は口元に食べ物を持っていきます。
徐々に声をかけたら「でたよ〜」と食べ物をもらいに走って来てくれる様になります。
食べ物もらえるし飼い主との関わりが持てるので一時的にたくさんトイレする様になりますが、成長と共に減っていきます。
排泄後すぐ教えに来てくれることは食糞の予防にもなるのかな〜と思います
食べ物はまだパピーなのでブリーダーさんから貰ったフードか、フリーズドライのおやつ、ゆがいた肉などを使ってます。
- 我が家はよくエレベーターが故障する公共住宅の10階以上に住んでいるので、生涯に渡って室内トイレを設置し、室内・室外どちらも排泄可能にさせてもらってます
- 私の好きな動物行動学の先生いわく、排泄は最もエッセンシャルなので人間に頼まないと外排泄できないのではなく、好きなタイミングで室内でもできた方が良いとの事
- 犬にとって室内での排泄は不自然かもしれないので、ありがとうの気持ちを込めて室内でしてくれた時は生涯に渡ってフードかおやつをさしあげてます
- 夏に暑すぎて・冬に寒すぎて・嵐でなど、外に出ずらい時に我慢させずに排泄できるので、かいぬしとしても精神的に助かってます
- 楓が骨肉腫の手術を受けた後、本犬も朦朧としているなか室内で排泄できるのは非常に助かりました
生涯トイレシートを使うのはエコじゃないなあとは思っているので、もしサイズがあって本犬が気に入れば、芝生の室内トイレを使うのも手なのですが、うちは狭すぎてなんだかんだトイレシートの方が良かったりもします…
そしてトイレシートには毎日尿の色をチェックできるという大きな利点があるんですよね。
カナダには室内トイレ用の芝生を栽培しサブスクで届けてくれる会社があるので気になってます
1〜2週使った芝生トイレは生ゴミで出すらしいです
用意して良かったもの達3つ
子犬を迎える前に買っておいた物はだいたいこんな感じ
- 大量のトイレシート
- 洗える布のトイレマット
- 床材を変更
トイレシートとトイレマット
トイレシートは成犬になったらワイドサイズがいいのですが(超大型犬のため)、トイレトレーニングではトイレの場所を覚えてもらうために端っこに少しおしっこがついたシートを残しておいたりしたいので、小さいサイズ。日本でいうレギュラーサイズ?
とにかく大量に買っておきます。
日本はこういうの安くていいなあ…
必ずシート同士が重なる様に敷き詰め、重なる部分にさらに重ねて敷きます。
こうする事でおしっこが多い部分は捨て、少しだけついた部分や足跡スタンプになった部分は匂い情報として「最終的にトイレにしてほしい場所」に置く事ができます
生活しているとずれてくるので、下にモレてほしくない場所にはトイレシートの下に洗えるトイレマットを敷きます。
いやほんと日本はこういうのもサイズが豊富でいいよね…
うちはモレたのをキャッチして洗いたいので、中くらいのサイズを数枚買ってローテーションしてます。ご家庭によっては使い捨てのトイレシートではなくこういうマットをトイレにするのもいいと思います。
うちはカートにも敷いています
剥がして洗える床材
フローリングの滑り防止・衝撃吸収にもなるので必須設備。
うちはこの色を日本のAmazonから買いました。
掃除機もかけられるし、汚れたらそこだけ剥がして洗えるので手入れが楽です。
特にレオンベルガーやバーニーズの様な超大型犬はパピーの時は足がふにゃふにゃで骨が全然繋がっておらず、フローリングはとても危険なのでこういう床材はとても助かります。
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初日からの流れ
初日はどこでもしていたのですが、3日くらいで玄関・バスルーム前・窓の前の三ヶ所にする様になりました。
5日くらいで最終的にトイレにしてほしい場所である玄関での成功率が半分くらいまで上がりました。
一週間ほど経つと、ほとんどを玄関でする様になりましたが、まだ怪しいところがあります。
遊んでいる途中で思い出し排泄みたいに、玄関までもたないから近くの窓辺でしたりしています。
二週間以降は思い出し排泄も減っていますが、念には念をという事でしばらくバスルーム前と窓前は残しています。
それでは、よい犬暮らしandトイトレを!
目を離す時間があったり家庭の事情で全方位敷き詰めができない場合は、大きくサークルで区切ったスペースに敷き詰めるといいと思います
サークルをうまく使えばクレートと繋げることも出来ますし、便利ですよね