環境と用途で選ぶ超大型犬のブーツ【2026レビュー】
いつもご観覧いただきありがとうございます!日本はもう春ですね。カナダはまだ冬です。
何度かの冬を過ごしてみて新たに試した犬ブーツがあるので、感想を書こうと思います。
以前の記事はエディターの違いから更新がうまくいかず、新記事となります。
トロントの冬はブーツ必須

トロントは超塩だらけ
トロントは雪が降ったその日に法律上、融雪剤・凍結防止剤が大量に撒かれます。
融雪剤は塩化カルシウム、凍結防止剤は塩化ナトリウムですが、私にはぱっと見てどちらが撒かれているのかわかりません。色も青やピンクや白と様々。
おそらく車道は雪が溶けているので融雪剤、歩道は雪があるけど凍ってないので凍結防止剤かなと思うけど、歩道に関してはビルや企業によって違うと聞きました。
これが犬の肉球にとても悪いのです。ドッグフレンドリーの塩も売ってるのですが、見た目でわかりません。
融雪剤・凍結防止剤は犬にあぶない
- 水分と接すると高温になり、肉球が火傷する
- 肉球から化学物質を取り込んでしまう
- 地中に埋め込まれている電線の破損部分などから電流が帯電して感電する
車も傷みやすいし人間のブーツもダメになるので、足元はオシャレよりも機能性重視がおすすめ。
冬の街歩きは危険防止にブーツを履こう
融雪剤・凍結防止剤で肉球が火傷状になるというのは結構有名ですが、今年は外を歩いていた犬が感電し亡くなるというとてもショックな事件がありました。
ネイサンフィリップススクエア前の歩道の、鉄のプレートを踏んで感電したとの事。
以前にもいくつかの感電事故が起きています。2010年記事はこちら 2016年記事はこちら
電力会社によると電柱付近が帯電しており、水分と塩で導体になるとの事。
フランスやNYでも同じ事故が起こっています。ヒトも感電していて、インフラ整備を頑張ってほしいですが…
- 電力会社曰く、冬から雪解けにかけては特に警戒してほしい
- 昼間は街灯に電気が通っていないが、夜は街灯の近くに寄らない
- マンホールの蓋、鉄板、金属の柱、グレーチングを避ける
- 排泄は金属や電柱を避けて土や緑地の地面へ
- 犬が感電したら直接触らずリーシュで引き離す
- 犬が避けて歩く場所は電気を感じているかもしれないため、自由に避けさせること。リーシュを引っ張って無理やり歩かせてはいけない
参考:Toronto hydro、animalwellnessmagazine.com
可能であれば、ゴム底の犬用ブーツや靴を購入し、屋外にいる間は犬に履かせるように訓練しましょう。-ウェザーネットワークより
街歩きにゴム底のブーツ
という事で、街灯や電柱や塩の多い歩道がある地域ではゴム底のブーツがいいのかなと思います。
定番のSnow mushers
これは楓も使っていたカナダ産のブーツで、菊も歩きやすそうにしています。

足底はラバー、内側はフリースで、履き口が大きく開いて履かせやすいのが助かります。
足にぴったり沿うデザインで歩いているうちにひっくり返ったりしないのがとても良いです。楓はこのブーツを履いて2時間お散歩してました。
丈夫なぶん、新品は固く馴染むまでは歩きにくさや蹴り上げて抜けたりする事があります。
抜けても犬が前を歩いてくれているとすぐ気づけます
2足入りのため2セット買う必要があります。前脚と後ろ足のサイズが違う犬の場合、前後別に買えるのはいいですね。
ちょっと高いのですが、カナダとアメリカでは無料のシングルブーツ交換プログラムがあり、片足だけ紛失・破損したブーツを送料手数料のみで送ってもらえます。
レギンスタイプのWalkee Paws
楓が犬生の最後に使っていたアメリカ産レギンスブーツです。

これは背中で吊るので、犬が嫌がらなければって感じなのですが、爪が引っかからずにスっと履けること、前脚固定バンドがないこと、手入れが楽なのが良かったです。
前脚首の固定バンドがあまり好きじゃない楓のためにたどり着いたブーツです。
前足首のバンド、気になってたんだよね〜
後ろ足首は別にいいんだけどさ
底部分が汚れても洗面所でさっと洗えます。
底部分は丈夫で水が染みないし、レギンス部分は防水で、雪解けべちょべちょの日も足の飾り毛が汚れなくてとても良かったです。
一番大きいLサイズでバーニーズ楓にギリギリだったので菊には使えませんが、超小型〜ゴールデン位の大型犬まで対応です。
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雪遊びに雪が入り込まないブーツ
こちらの雪はサラサラです。短いブーツが雪の中で脱げてすぐにその周囲の雪が被さると見つけるのが困難になります。
なので雪遊びは長めのブーツや連結型ブーツがおすすめ。
雪が入りずらいMuttluks Deluxe
Snow mushersと同じMuttluks社の、定番ブーツの袖口を長くした物。

伸縮性のある袖口が脚を覆うため、雪が入って来ないのがいいですね。
足底は皮、内側はフリース。
長さがあって脱げにくいのは良いですが、固定バンド二ヶ所とファスナーがちょっと面倒ではあります。
しかし後ろ足は特にかかとの上に固定バンドが来るため、たくさん歩いても走り回っても脱げにくいです。
たくさん走り回ると前脚の上下がひっくり返る事があるけど、雪上なら問題ないかなと思います。
残念ながら日本のサイトで見つからなかったので、Amazonカナダのリンクを置いておきます↓
このタイプは大きめサイズを買ってしまうと前脚が脱げやすいので、なるべくピッタリのものを買いたい
楓はこれより丈の短いオールウェザーを履いてたよ
無くさないSuspender Boots
CANADA POOCH渾身のブーツ。上で紹介したレギンス型と同じタイプの冬用ブーツです。
こちらは生地が上のより伸びないと思うので雪が入りにくくて良さげだなーと思います。
菊ちゃんにはサイズがないので試してないのですが、すっぽ抜けて無くす心配が無くて良いですね。
一番大きいサイズ6はバーニーズまでいけるそうです。
カナダのフォロワーさんちやご近所さんも履いてるよ
番外編 雪遊び用保護バーム
犬が舐めても大丈夫なオールナチュラル・食品グレードのワックス。馬も使える。

カナダのソリ犬のために開発されたバームです。感電の心配がない地域や、ブーツが苦手な犬の雪遊びに。
これを肉球の間の毛が湿るくらいしっかり塗り込むと、雪玉ができにくくなります。
また熱めの道路、塩、残留農薬、肥料などからも肉球を守り、乾燥ひび割れ対策にも使えるので、一つ持っておくと一年中使えます。
菊ちゃんも使ってるよ
ブーツが乾いてない時はこれを塗って、家のすぐ横で雪遊びです
子犬のファーストブーツ

菊ちゃんのファーストブーツにはCANADA POOCHを買いました。
これは柔らかく暖かくて、初期のブーツ体験を快適にするのに役立ちました。
スッと履けてなぜか脱げにくいのがいいですね。
値段がそんなに高くないのもいいよね
履き口を絞れるのである程度の雪の侵入を防ぎますが、深いところでは無力です。
足裏は皮っぽいけどラバーだそうで、塩の地面もいけます。ただ雪解け時期の濡れた地面だと染みてくるので、防寒用として晴れて乾いた日に大活躍です。
一番大きいサイズ6はグレートデーンやセントバーナードも対応で、レオンベルガー♀一歳半にはピッタリくらいの大きさ。
カナダのペットショップでは大体どこも置いてるので、試着して買えます。
一足買ったらどのくらい保つのか

今までの体感では、
- 超大型犬の子犬は成長してサイズアウトするため、2歳くらいまで毎年買い替え
- その後は1〜2年で買い替え
これはちゃんとしたメーカーものの目安です。ノーブランドの安いものは1年でへたったり破けたりして年を越せませんでした。
超大型犬は体重が重いので仕方ないですね。
あと塩だらけの地域では、ゴム底は壊れなくても布部分が劣化しやすいです。塩が撒かれない地域ではもっと長持ちするのかもしれません。
ブーツを快適に履ける様になるには、ハズバンダリートレーニング(cooperative care)がおすすめ。
そんな感じで今回は近年使ってる冬用ブーツについてまとめてみました。
それでは皆さん、よい犬暮らしを!






